1. 長期
まず繰り返しになりますが、長期で保有するということが非常に大切です。
これは前回のブログでも書きましたが、
時間を味方につける=複利を味方に出来るという非常に大きなメリットがあるからです。
複利を利用すれば、直線的に比例してお金が増えるのではなく、
指数関数に的お金が増えるからです!
もし個別株で短期的に利益を出したとしても、総額は「購入時の株価+利益」だけになります。
しかしVTIは、1年目の利益を含めた総額は「購入時の株価+1年目の利益」になりますが、
2年目の総額は、1年目の総額である「購入時の株価+1年目の利益」を運用した利益が加算され、
「購入時の株価+1年目の利益+2年目の利益」となります。
つまり1年目の利益を含めた総額を2年目で運用するので、1年目の利益にも利益がつきます!
わかりやすく数式で表現すると、100万円を年間10%で運用ができた場合、下記の通りになります。
1年目の総額=100×1.1=110万円
2年目の総額=100×1.1×1.1=121万円
3年目の総額=100×1.1×1.1×1.1=133.1万円
4年目の総額=100×1.1×1.1×1.1×1.1=146.41万円
5年目の総額=100×1.1×1.1×1.1×1.1×1.1=161.051万円
・・・
わかりやすくグラフにするとこのような感じになります。
100万円が20年後には672.75万円に爆増しています!!
前のブログでも記載しましたがVTIは長期的に美しい右肩上がりの運用ができているので、
このシミュレーションは全く現実的なものだと思います。
これは個別株にはない非常に大きな運用方法であり、福利の力のすさまじさを見せつけられるものです!
2. 分散
株式の世界で良く言われるのが、”卵は一つの籠に盛るな”というのがあります。
要は持っている卵をひとつの籠に全部持って落とした場合、全て割れてしまいますが、
いくつかの籠に分散しておけば例え一つの籠を落としてしまってその籠の卵が全て割れてしまっても、
残りの籠の卵は無事で救えるという意味です。
これは既にVTIが約4,000の銘柄に分散投資しているので、商品を購入する時点で達成できていますが、
なぜVTIがそもそもこれだけの数の企業の株を組み入れているかということにもつながっています。
つまりVTIはリスク分散ができており、S&P500よりも更に広く分散ができていることにもなります。
何銘柄であれば広く分散できているのかというのは人によって意見が分かれるところですが、
少なくとも4,000銘柄に分散投資をしているのであれば、十分に分散できていると思います。
3. 積み立て
これも非常に大切なことで、
3ケ月分の生活費以外は全て毎月コツコツと入金していく”入金力”が必要です。
この毎月コツコツ地道に入金することが、とんでもないところに行くための最短ルートなのです。
もちろん一度入金してそれを複利で回して増やしていくのでも良いのですが、
都度入金して元本が増えればそれだけ複利の効果も増えていきます!
何事も継続してコツコツと地道に続けることが大切です!
かのウォーレンバフェットは次のように言っています。
「多くの人々が金持ちになれないのは早く金持ちになろうとするからだ。
ゆっくりと金持ちになろうとすればほとんどの人が金持ちになれる」
確かに目の前にほしいものがあればすぐに欲しい、それを購入するお金がすぐに欲しいとなりがちですが、
そのような心構えではお金持ちにはなれません。
コツコツと地道に積み立てていくことが最短でお金持ちになれる方法なのです!
結論!!
楽天VTIを長期的に保有し、コツコツと積み立てていきましょう!