1. 人的資本
投資をやり始めたばかりのころは、株式投資で一発逆転!のようなマインドでずっと投資を行っていました。
給料をコツコツと稼ぐより投資で当てて資産を何倍にも増やすという発想です。
ただ実際にはそんなにすぐにうまく利益が出せるわけではありませんし、
よくよく考えると短期間に安定して確実に収益を出せる方法としては、
”人的資本”=”働いて稼ぐ、方法が最適だという考えに至りました。
つまり確実に収益を得られる人的資本で投資の資本を作り、それを資産運用に回すという発想です。
但し、人はいつまでも働き続けられるわけではありません。
かく言う私も社会に出て働き始めて久しくなりますが、
徐々にではありますがモチベーションが低下していることを感じることがあります。
若い時のようなまずは経験を積むことを重視していた期間から、
その経験をいかに活かしていくか、いかに収入やポジションをUPさせていくかを考える時期になり、
モチベーション・体力や働く意識が段々と変化しているのを感じています。
今後それらの変化がもっと大きくなり、最終的には定年を迎え会社を退職しなければなりません。
人生において人的資本が活かせる期間は限られています。
人的資本を活かせる期間に稼ぎ、それを投資に回して運用益を出す!
これが人的資本に対する合理的な考え方なのではないでしょうか!
2. 金融資本
金融資本は人的資本と比べて期限を迎えることはありません、ずっと働き続けてくれます!
金融資本は長期・超長期での運用が可能で、むしろインデックスファンドに関しては長期・超長期で運用することで、
その効果を最大限発揮することが出来ます。
しかも非常に低コストの信託報酬で確実に自動的に運用されます。
投資を始めたばかりの時は短期目線しかもっていなかったので、個別株の運用利回り・運用益に目を奪われ、
全くインデックス投資を見ていませんでしたが、長期目線をもつとインデックス投資で複利を効かせて運用すると、
指数関数的に資産が増えていくことに気付きました! しかも短期投資よりも可能性が高い!!
世間ではほったらかし投資だとか、投資していることを忘れていた人がお金持ちになっていたなんて話もありますが、
これは金融資産が勝手に働き続けていたことの証拠だと思います。
一刻も早く人的資産で元手を稼いで、金融資本に変換し、お金に働いてもらいましょう!!
3. 結論!!
会社の給料だけを貯金していても、この先貯金額が全然増えていかないと思ったことないでしょうか?!
私は入社数年で、一体どうやればこの先貯金額を増やすことができるのか、愕然としたことがあります。
その時は”今は仕事を覚える時期”と、お金に関する本質的なことから目を背けてしまいましたが、
もっと早くなぜお金を増やす方法が給料だけではないということに気づけなかったのか、未だに後悔しています。
日本ではお金を稼ぐことばかり考えるのはタブーのように扱われ、お金は後からついてくるという考えがあります。
私も当時その考えから抜け出すことが出来ずに、まずは仕事でのスキルを身に着けることを最優先にしてしまいました。
しかし今思えば、仕事とお金を増やすことを同時並行で考えるべきであったと思っています。
仕事のスキルアップと資産形成は同時に行うべきなのです!
とは言え人はいつまでも働き続けることが出来ません、以上のことを踏まえると、
出来るだけ早く「人的資本」を「金融資本」に置き換えること!!!
投資はそのための最善策です!