こんにちは、Daiceです。
このブログでは、不変の富の法則を知りたければこの一冊!
をご紹介します。
投資初心者の方、NISAなどで投資を勉強中の方などにおススメの記事です!
今回ご紹介するのは「バビロンの大富豪」です。
この本の中には、富をもたらす黄金の「七つの知恵」が記されています。
早速どんな知恵か見ていきましょう!
第一の知恵:財布を太らせることから始めよう
「財布に十枚のコインを入れたなら、使うのは九枚まででやめておく」
これが第一の知恵、財布を太らせる知恵です。
考えてみれば当たり前のことですが、収入を全て使ってしまっては貯蓄はできません。
給料日に給料が入ったら、その収入の一割を貯蓄用の口座などに入れて隔離していく。
例えば手取りが20万円だとすると、毎月25日の給料日に、給料から2万円だけ、
貯蓄用の口座なり封筒に入れて隔離し、そこのお金には絶対に手を付けないというやり方です。
どうでしょうか、これならみなさんもやれるのではないでしょうか!
第二の知恵:自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気を付けていない限り、
必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうという戒めです。
必要な経費と自分自身の欲求とを混同してはいけないのです。
お金を使うときには、それが100%使う価値があるものでなければいけないのです!
例えば、時間があるから何となく近くのコンビニにふらっと立ち寄って、
特に必要でないものを買ってしまった、などの経験はないでしょうか?
これは誰しもがやってしまうことの一つですが、
一番大事な欲求が叶えられるように、支出をコントロールし、
できれば事前に計画(予算)を組むことが大切です。
第三の知恵:貯めた資金は寝かさずに増やすべし
私たちの豊かな財産を作ってくれるのは、隔離した一割のお金が、更に稼いでくれるお金です。
人間にとって財産とは、財布の中に入っている現金ではなく、
財布の中に絶えず流れ込み、いつも中身を膨らませてくれるお金の流れこそが財産なのです。
もうみなさんもお分かりの通り、例えば新NISAを活用して、
隔離した一割のお金を株式投資で運用するということですね。
第四の知恵:損失という災難から貴重な財産を死守すべし
これはつまり元本を確保せよということです。
元本までなくす可能性があるというときに、
大きく儲けることに関心を注ぐのは賢明なことでしょうか?
危険を冒せば、まずたいていは損失という形でペナルティをとられます。
そしてどの分野に投資するにしても、必ずつきまとう危険性について、
よく調べておく必要があります。
これは例えば、初心者にも関わらず、非常にリスクの高い値動きの激しい商品が魅力的に見えて、
特に下調べもせずに勢いで購入してしまい、大きな損失を被る(元本割れ)という例です。
どのような投資をするにしても、きちんと下調べをして、
許容リスクの範囲内で行うということですね。
第五の知恵:自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
本文にはこのように記載されています。
「家や土地を手に入れようとする人々に対し、金貸しは喜んで応じるということです。
そして家が出来てしまえば、家賃を払っていたのと同じく、
定期的に同じ金額を金貸しに返していくことが出来ます。
借金がなくなれば最後には価値ある財産を自分のものとすることが出来ます。
生活コストは大きく下がり、仕事で稼ぐ金のうち、
娯楽や自分の欲求を満足させることに使える額が増えることでしょう。」
この点に関しては、賃貸派、持ち家派議論や、
日本では購入時より同等もしくは価格が上がる物件はかなり少ない(都心の一等地などのみ)
などの現実がありますが、
バビロンの大富豪ではこのように書かれています。
第六の知恵:将来の保証を確実にすべく、今から資金準備にとりかかるべし
定期積立で預けるとお金に利息が加わり、お金の増え方が大きくなるということを説いています。
つまり定期的に貯金して金利の力でお金を増やせということです。
私の解釈で言えば、これは株式投資をして、運用益を福利の力で増やせということです。
私が福利のパワーを知ったのは2020年頃でしたが、
はるか3,000年前のバビロンでは既にこの考え方が理解されていたのです!!
にわかには信じられませんが、ものすごい人たちが居たものです。
そりゃバビロンは栄えるはずです、大富豪がいるはずです!!
私ももっと早くこの考え方に出会いたかったです!!
第七の知恵:明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心をもって行動すべし
自らの能力を開発すること。
仕事の技量を高めること。
勉強して考えを深くすること。
自尊心をもって以下の5項目のような行動をとること。
- 借金は能力の及ぶ限り、なるべく早く返すこと
- 支払い能力を超える買い物はしないこと
- 家族の面倒をみて、家族から慕われ、尊敬されるよう努めること
- 遺言書をきちんと作っておくこと。神に召されたとき、その遺産配分は適切で、しかも各人の名誉を重んじる形でなされるようにしておくこと。
- 親しい人には思いやりのある態度で接すること。運命の巡りが悪く、傷ついたり打ちのめされたりした人へ同情を寄せ、無理のない範囲で援助すること。
そうすれば、おのずから望みを叶えるための自信がついてくると書かれています。
結論!!
非常に有名な著書なので、様々な教訓が書かれています。
個人的には現代の富の源泉は、株式投資による運用利益ではないかと考えているので、
第六の知恵に対して非常に感銘を受けました!
3,000年前から不変の、
「繁栄と富と幸福」がいかにして築かれるのかが知りたい人にはオススメです!
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